ベランダでの出来事
☆水遊びその1
友達とお店屋さんごっこをしているリスちゃん(4歳)。
「先生にジュース作ってあげるね。何がいい?」
ーじゃ、イチゴのジュース下さい。
「はい、どうぞ。」
コップを渡された。ゴクゴク(飲むふり)
ーわあ。冷たくておいしい。ありがとう。(中身をこぼして空っぽのコップを返す。)
リスちゃん、ギョッとした顔で
「ほんとに飲んだの?」
これは、「うぇー!ほんとに飲んじゃったの?!」という無邪気な子どものトーンではなく、お母さんが子どもを心配しているような言い方だったので、笑ってしまった。
別の日、リスちゃんは、おままごとのシンクでお皿を洗いながら友達と喋っていた。その仕草がこれまた、まるでちっちゃいお母さん。
お母さんたちは、子どもたちに見られているし、コピーされている。
☆水遊びその2
子どもたちが3~4人、しゃがんで地面をみながら、なにやら喋っている。
「なんだろう?」
「鳥のフンじゃないの?」
なになに?と覗き込むと、スイカの種。
―ああ、これはこの前、大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんが、スイカ割りして食べてたから、その種が落ちたんじゃないかな?
それをきいたウサギちゃん(4歳)種をつまんで
「これさ、撒いたらスイカがなるんじゃないの?」
―ほんとだね。じゃ、そこに植えてみようか。
プランターのお花の隣のちょっとあいたスペースで、指で土に穴をあけて、植えてみる。上から土をそーっとかけて、と。
ウサギちゃん、早速ジョウロに水を汲んできて、水やり。
「スイカ、なるかなぁ?」
わくわく、ニコニコ嬉しそう。
…と、数秒後、ふと真顔になり
「でもさぁ、この土って、スイカがなる土なのかなぁ?」
―うん。確かに。…っていうか、詳しいね!
『大切なのは植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。』Ⅰコリント3:7
賢い子どもたち。みんなは大きくなったら何をしているのか、神様のご計画を色々想像するのが私の楽しみだ。
後日、芽が出ているのを発見!!
幼稚園Music担当じゅんこ