新しい挑戦!
毎年、2学期が始まると音楽の授業では、12月に行われるクリスマスプログラムの練習をし始めます。5.6年生の授業でもクリスマスソングを歌う練習をしていたのですが、生徒たちから「何か楽器をやりたい!」という希望があったので、いろいろな楽器について学び、音を聞き、実際に触り、体験することをし始めました。
最初の楽器はサクソフォン。
ソプラノサクソフォンとテナーサクソフォンを今回は用意し、どちらの楽器の方が低い音が出るか実際に聞いてみました。楽器は大きくなれば、音は低くなり、リコーダーにもソプラノリコーダー、アルトリコーダーなど種類があることについて学びました。また、運指はソプラノリコーダーとほとんど同じため、生徒に指を動かしてもらい、私が吹いて音階を演奏することに挑戦しました。
そして今週はトランペット。
初めて触る楽器にみんな目をキラキラ輝かしていました! そして生徒たちはサクソフォンと違い、トランペットは3つのバルブを押すだけで音を変えなければいけないことに気づき、「8通りしかないやん! どうやって音変えるん?」と驚いていました。すぐにそのことに気づいたことに私はもっと驚きました! そして、1人の生徒に代表してもらい、実際に音を鳴らすことに挑戦しました。授業ではまずマウスピースだけで吹いてみると、すぐに音を鳴らすことができました。(これはとても難しいことなので、すぐに音が鳴るなんて、本当にすごいことです!)楽器本体をつけて音を鳴らすことは授業中には出来ませんでしたが、次の日少しアドバイスして吹かせてみると鳴らすことが出来ました!
神さまは生徒たち一人ひとりにスペシャルな得意なこと、好きなことなど、計画を持って創ってくださいました。新しい挑戦をしていくときに、自分のうちにある新たな一面を発見したり、成長していく過程を見ることができます。私たち教師にとって、それを見ることはとても嬉しいことであり、生徒たちが自分自身を知っていくためにも、新しい挑戦ができる環境を与え続けたいと思っております。
小学生音楽担当 Hiromi