川でダムを造る!
5年生の理科では川の上流と下流の違いや、川の内側と外側の特徴の違いを実際に体感する為に川へ校外学習に行っています。教科書通りの学習も行いますが、毎年川ではダムを造って川遊びも行うようにしています。最近の子供はあまり川遊びをする機会も無く、スマホやネットゲームのようにバーチャルな空間で時間を過ごすことが増えています。逆に五感を全て使って、体感したり、友達と実際的に協力しながら、目標を達成する喜びを経験する機会が減っています。そのような状況の中で川でのダム造りはとても良い効果があります。最初は川に入ることを少し躊躇していたような、いわゆる現代っ子のような生徒も、直ぐに慣れて、とても楽しんで石を運び、試行錯誤しながら友達と一つの目標に向かって真剣に取り組む出します。そして時間を忘れて夢中になり、帰る時間になると毎年、「もっとやりたい!」とお願いされます。このような時代だからこそ、少ない機会を活かしてでも、子供らしさを大切に育んでいきたいと思っています。
Tamotsu