「クゥーリスマスが今年もやぁってくる！！」

2020年の最後のビッグイベント、クリスマスプログラムを開催しました！
当校はインターナショナルクリスチャンスクールということもあり、クリスマスはビッグイベントです！
(クリスマスの本当の意味は、ぜひウィキペディア等で調べてみてください)

生徒たちはクリスマスプログラムに向けて、一生懸命練習してきました。

今回のブログでは、Praise Band と中学生に焦点を当てて見たいと思います。

今回のクリスマスプログラムでは、中学生にナレーションをお願いしました。最初は恥ずかしくて、声が小さかったり早口になってしまったりと、生徒たちにとってはチャレンジなものでした。しかし何度も練習し生徒たちも慣れてきたのか、最終的には持ち前の明るさも発揮し素晴らしいナレーションを行ってくれました。来年もお願いしたいですね！

当校ではPraise Band(プレイズバンド)というクラブがあります。5年生から9年生までが所属しており、バンドをつくってイベント時やチャペルタイムに披露しています。

今回はなんと３曲用意して披露しました。

１曲目は”We Praise You”! ロック調のこの曲は、主にバンド部1,2年目の生徒たちが演奏しました！初めての舞台で緊張する生徒、みんなの前で演奏するのが楽しみな生徒、勉強よりも頑張った生徒！？様々な気持ちを持ちながらステージで立派に演奏してくれました。

演奏後の生徒たちの顔は少し成長して見え、今後もPraise Bandを引っ張っていってくれる期待感が感じられました。

2曲目は”Christmas Day”. 1曲目とは違い、きれいなバラードです。主に中学生が演奏しました。何年も教えている生徒たちですが、この曲には少し苦戦していました。実は彼らのレベルから少し難しい曲を選んでおり、私達から見ても挑戦した選曲でした。元気な曲よりもバラードなどの曲のほうが難しいのです。音のタイミングやニュアンス、バンドアンサンブル、ダイナミックスなど、より演奏者のレベルが反映されるもので、ただ単に曲を演奏するというレベルから、表現するレベルへのステップアップの曲でした。

何度も個人練とバンド練を重ねて、やっと形になった曲です。生徒たちも真剣に取り組み、家でも練習を重ね本番を迎えました。本番では息のあった演奏を披露し、過去のPraise Band史上でも1,2を争う完成度だったと思います。

3曲目は”What a Gloriuos Night”. この曲は幼稚園とのコラボ曲で、Praise Bandが演奏し幼稚園がダンスをしました。”Christmas Day”のバンドメンバーが演奏したのですが、ただでさえ難しい曲に挑戦しているので２曲演奏するのは心配でした。しかし、先生の心配を覆し生徒たちは素晴らしい演奏を披露してくれました。普段はふざけている生徒たちも、練習中は黙々と行っており、素晴らしい集中力でした。(授業でもそれくらい集中してほしいなぁ)

この曲は元気いっぱいの曲ですが、曲のエンディングではボーカルとアコギだけが残る構成になっています。最後の最後にほぼアカペラになる構成は、プレッシャーがありつつも「胸熱！！」な展開でした。何度も何度もボーカルの生徒と練習を重ね、強弱、声質、息の残し方までみっちり練習しました。ボーカルの生徒は、はっきりいってめちゃくちゃ緊張しており、本番前にも「先生大丈夫やんな。。。？」と不安になっていました。「大丈夫、失敗してもいいから心の底から歌っておいで」と励まし、いざ本番。

順調に曲が進み、もう少しでエンディングのコーラス。ボーカルの生徒はちらっとステージ脇の私を見てアイコンタクト。声は出せませんでしたが、心でがんばれ、大丈夫と応援します。いよいよ最後。こちらが緊張してしまい、ステージを見ることができず目を瞑って音を聞いていました。

演奏が止まりボーカルとアコギだけが残り、最後のコーラス…。

～All is calm now　All is quiet　A Star shining in the sky～
～Below in Bethlehem The king is sleeping～
～Oh What a Glorious Night～
～Oh What a Glorious Night…..～

「パチパチパチパチ！！」

大きな拍手が会場を包みます。
素晴らしい歌声と演奏！！大成功でした！

生徒たちが努力し、すばらしい結果となりました。

保護者の方々も生徒たちに「よかったよ！」「頑張ったね！」と声をかけていただき、ありがとうございました！生徒が喜んで私に報告してくれました。

2020年は色々とありましたが、希望と喜びに満ちたクリスマスになりました